人の生活、学び、思い、育ち・・・。
この世のすべてはつながっている。

バラバラだと思っていたことがつながった瞬間、子どもはものすごいパワーで学びの花を、人としての花を咲かせる。

だから、大人はつなげるためのお手伝い。
毎日の習慣やルールを大切にし、身につくように、安心した生活ができるようにつなげる。
1つのテーマについて、多方面からアプローチしてつなげる。
園と家庭をつなげる。
地域の人や社会とつなげる。
子ども自身の成長をつなげる。

生活をつなげるために、0・1歳の頃から、卒園するまでの生活リズムや習慣の基本を統一しています。
「給食を食べたらおひるね」の習慣は、やがて大きくなると「給食を食べたら、自分で選んだコーナー で遊ぶ」の習慣へと移っていきます。

学びをつなげるために、子どもが興味を持ったことをキャッチし、それをもとに多方面から学べるような環境を整えています。
1つのテーマを、時には1年以上かけてつなげていくことだってあります。

園と家庭をつなげるために、いつでもWelcomeと保護者を園生活に迎え入れます。
毎日のコミュニケーションはもちろん!時には保護者とまったりしながらおしゃべりを楽しむための大人カフェをOPENすることも。

地域の人や社会とつながるために、地域の人との出会いの場を作ったり、社会との出会いの場を作ったりします。
小学校・中学校・老人ホームとの交流や、お店屋さんへの買い物や、電車に乗ってカレーを食べに行くことや・・・と、小規模であることを十分に使って活動をしていきます。

学校生活へとつなげるために、年長児は小学校の体験に出かけます。
一緒に授業を受けたり、休み時間に遊んだり。
小学生になることへの不安を減らし、期待が増えるような配慮をしています。

小学1年生と6年生の時には、園に通っていた頃の仲間(友だちや保育者)が集まる企画もあります。
会うことはほとんどなくても、いつまでも、みんなのことを思っているよ・・・そう伝えたくて。